高齢者の便秘の原因は?

高齢者の便秘の原因は?

多井 勉
ワシの名前は「多井 勉(おおい べん)」じゃ!当サイトの管理人として、ワシと同じような高齢者の便秘解消方法を紹介しておるのじゃ。高齢化社会がすすむに連れて、「高齢者の便秘」の問題が深刻になっておるのは知っておるかな?便秘と言えばオナゴの悩みという印象があるが、実は60才を堺に男女共に便秘に悩み始めることがとても多いのじゃ。

実際、便秘に無縁だったワシも60歳頃に便秘悩まされたんじゃ!あれは辛かったのう・・・。

そこには年齢と共に抱えるいくつか原因があることがわかっておる。
当サイトに訪問して下さった方の多くが、便秘に悩む高齢者を親を持つ方だったり、またそのような親御さんの介護中だったりするのではないかな?
もしかしたら便秘に悩む高齢者ご本人かも知れん。いずれにせよ、「便秘」によって日々悩む方々にとって朗報となるように、「家庭で出来る高齢者の便秘解消方法」を様々な角度で紹介していきたいと思っておる!

【その1】高齢者に多い腸内環境の悪化

高齢者の腸内細菌グラフ
昨今、便秘に悩む人の腸内環境がとても悪化しておる。具体的に言えば腸内環境の良し悪しを決定する、「腸内細菌」のバランスが崩れておるのじゃ。
腸内細菌には大きく分けて「善玉菌」、「日和見菌」、「悪玉菌」という3種類の腸内細菌が住んでいるのじゃが、高齢者の腸内では「悪玉菌」が優勢となり、名前の通り腸内環境を悪化させているのじゃ。そして腸内環境を改善させるはずの「善玉菌」が年齢とともに著しく減っていくという恐ろしい現実があるのじゃ。
そのような腸内環境のバランスの悪さによって、「便秘」は引き起こされ、便秘解消のために「下剤」を処方される高齢者が急増しているのじゃぞ。

では、どうすれば高齢者も腸内環境を改善して便秘を解消できるのか?

>>オリゴ糖で腸内環境を改善するんじゃ!
>>青汁で食物繊維をとって便秘解消じゃ!!

【その2】便の元が作れない!食物繊維不足です!

食物繊維
オナゴがダイエットをして「便秘」になるケースがよくあるが、これと似たようなことが高齢者の中でおこっておる。
高齢者はどうしても加齢と共に食が細くなっていくもんじゃ。しかし、腸は腸内にある一定の便がたまると「便意」として促すというシステムなのじゃが、加齢によって食べる量が減り、なかなか一定の量まで達するのに時間がかかってしまい、腸内で便が停滞し、水分も吸収されてしまい、なかなか出ない固い便となってしまうのじゃ。
しかし、たくさん食べるようにするというのもキツイ。一体どうすればいいのかが問題じゃ!

>>食物繊維は便の元じゃ!!

【その3】お腹の善玉菌補給!発酵食品で元気な胃腸!

納豆とカスピ海ヨーグルト
日本には昔から、味噌や納豆、漬物など「発酵食品」が食卓によく上がる環境じゃったが、近年はそれらの発酵食品を食べる機会が減っておる。
食の欧米化と言うんかのう。肉を食べる機会が増え、野菜を食べる機会が減っておるのも便秘の悪化に輪をかけておるんじゃ。
かと言って、発酵食品をスーパーで買い込んでも、結構「発酵食品もどき」のような商品も多いんじゃよ。つまらん世の中じゃな。
そこでワシがおすすめなのが、自分の家でカンタンに作れる「手作りヨーグルト」と「手作り納豆」じゃ!どちらも発酵食品界の両巨頭のような存在で、しかも手作りも出来る優れ者たちなんじゃよ。

>>便秘解消!カスピ海ヨーグルトの作り方

【その4】運動不足による便秘

高齢者の運動
高齢者の運動不足はどうしてもおきてしまうもの。特に仕事を退職を堺に外出の数を減り、ついつい家にこもりがちという方も多いのではないのかな?
しかし、それと共に筋力、体力と低下していき、慢性的な運動不足になってしまうんじゃ。ワシも若い頃は筋肉ムキムキだったんじゃがのう・・・。それはさておき、この運動不足が便秘の原因になっておるのじゃ。
特に腹筋の衰えは便を押し出す為に必要な筋肉で、弱まってしまうと便が腸内で停滞してしまうのじゃ。しかも停滞した便からはどんどん水分が失われ、固い便となり便秘はさらに悪化してしまう。
このようなことを防ぐために高齢者が激しい運動をする必要はないが、毎日の散歩や軽いストレッチ、畑仕事、ゲートボールなど、なんでも体を動かす機会を増やし、体力を維持し、運動を通してリラックスすると便秘予防、便秘解消へとつながっていくんじゃ!
毎日の積み重ねが大事っちゅうことじゃな!

>>家庭菜園で便秘解消野菜作り!

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