宿便のウソホント

一昔前は「宿便」についてテレビや雑誌でも取り上げられたのじゃが、一体宿便とは何なのか知っておるかのう?
宿便というもの想像すると、腸内に何年も何年もへばり付き、もう外に出ない便のかたまりという感じじゃろ?
そんなものがお腹にあるなら、なんとか取りたいと思うのが普通というもの。特に酷い便秘の人にとっては「憎っくき宿便」と言った感じじゃよなぁ?

しかし、現在では「宿便なんてものは存在しない」というのが常識になっているんじゃ!ビックリじゃろ?

宿便とは便秘でたまった便のこと

実際のところ腸は常にぜん動運動をしているから、便が何年も残ってしまうということはありえないんじゃ。
しかし、一安心という訳にはいかないのが難しいところ。何年もへばりついた便はなくても、便秘によって一週間、人によっては一ヶ月と溜まり続けた便が存在することは事実なんじゃな。

腸内洗浄には要注意

また宿便なんてものが存在しないとわかった現在でも、「腸内洗浄で宿便を取りましょう!」というキャッチフレーズで、「腸内洗浄」をすすめる業者には要注意じゃ。
しかし、腸内洗浄によって溜まったものを外へ排出することが出来るかもしれんが、結局は下剤と同じでなんの根本的解決にもならないんじゃよ。ましてや高齢者にとって、弱った腸を洗浄するという方法で便秘解消をすることはオススメできんゾ。

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