「第二の脳」と呼ばれる腸

胃腸
腔腸動物(こうちょうどうぶつ)というのを聞いたことがあるかのう?
イソギンチャクとかが腔腸動物と呼ばれておるのだが、これらの生き物は実は「脳が無い」んじゃ!
驚きじゃろ!じゃあ、どうやって生きておるのかと言うと脳の代わりに「腸」で全てを判断しておるじゃよ。

腔腸動物ではないワシら人間も実は少し似たところがあるんじゃ。体の各パーツは脳の指令によって
動くのじゃが、腸は脳の命令なしで独自に働くという器官なんじゃよ!

そう言う意味で腸は、「第二の脳」と呼ばれることがあるゾ!

具体的にどんなことを腸は同独自で判断しているのかと言うと、誰も経験したことがあると思うが、体に有害な菌や腐敗したものが入った時に、吐き出したり、下痢で体外に排出したりして、体に害が内容に有害物質をブロックして排除してくれるんじゃよ。

腸には免疫細胞が体全体の6割!

腸の「体内に有害なものが入った時に排除する」という役割からわかるように、腸には外敵を排除するために数多くの「免疫細胞」が存在しているんじゃ。しかも体全体の免疫細胞の6割が腸にいるんじゃ!

すごいじゃろ!腸は外敵と戦う最前線なのじゃよ。

逆に言えば、腸が元気なら体は元気ということじゃ!腸が弱まれば免疫システムが弱まり、便秘どころか様々な病気になってしまったりするんじゃ!「老化」もすすんでしまうじゃゾ!

便秘なんぞになっとる場合じゃないんじゃ!便秘をしっかり治して、胃腸を強くしてガンガン長生きするゾ、皆の衆!
高齢化もなんのそのじゃ!

日本の大腸がんによる死亡が増加

日本では過去、死因のトップは胃がんだったのじゃが、現在その死因の変化があらわれておる。男性の死因のトップは肺がんなんじゃが、女性は大腸がんなんじゃ。そして男女とも大腸がんが増加しておる。

ここには、複数の原因があるようじゃが、その一つは食生活の変化じゃ。
実は1960年の日本人の平均した「肉」を食べる様は約10キロ。しかし、現在はその5倍の約50キロなんじゃ!そして、肉を食べる機会が増えたと同時に野菜や穀物をとる機会が減ったんじゃ。そりゃ便秘人口も増えるのもうなづけるのう・・・。

肉が多く、野菜が少ない、これは食の欧米化が原因の一つなのじゃよ。

ワシも肉が大好きじゃが、家庭菜園を始めてからは本当に良く野菜を食べるようになったゾ!
無農薬のさつまいも、トマト、キュウリ、マメにトウモロコシ、自給自足は無理じゃが、自分で作った野菜を食べ、青汁なんかで足らないところを補って、オリゴ糖や乳酸菌で胃腸をキレイにするんじゃ!ええぞ~!

>>管理人の家庭菜園日記

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