おならが臭い!!

便秘になると本当に「おならが臭く」なるのは知っておるな。家族から「くさい!くさい!」と煙たがられておらんか?しかもその臭いおならが出る回数が異常に多くなるのが困りモノじゃ。

一体なぜこんなにもおならが臭くなってしまうのか、ちゃんと理由があるのじゃ。

お腹の中で起こる「腐敗」!

実は驚くことに、本来おならの匂いは臭くないのじゃ!腸内細菌が作り出すガスの成分として、炭酸ガスや窒素ガス、水素ガス、メタンガスなどが含まれており、これらは基本的には無臭なのじゃ。

しかし、ワシら高齢者のように善玉菌が少なく、悪玉菌が優勢になると悪玉菌が悪さをし始め、
悪玉菌が硫化水素、インドール、スカトールなどの有害な物質を作り、腸内細菌が作り出すガスを結びついて、「鼻が曲がる」ような匂いになってしまうのじゃ。
まさにお腹の中で「腐敗」がおこっておる!恐ろしいの~。

体中をめぐる腐敗ガスと有害物資

悪玉菌が作り出した腐敗ガスや有害物質は通常なら排便と共に体の外に排出されるのじゃが、便秘で排便が定期的に出ないとなると行き場がなくなり、血液に吸収され、それが体中をめぐるという恐ろしい結果になってしまうんじゃこれが。
そうなれば、おならが臭いだけでなく、体臭、口臭もキツくなり、肌も荒れ、様々な体の不調へとつながっていくのじゃ。

おならが臭ければ、便も臭い!

おならが臭ければ、当然便も臭くなり、便秘の人の後にトイレに入れなくなるほど臭くなるもんじゃ。これもおならが臭くなることと同じ仕組で、悪玉菌がワンサカお腹の中に繁殖しとるんじゃな。
しかし、腸内環境さえよければおならも便も体臭も臭くなくなり、健康で快適な生活がおくれるのじゃ。やはり腸内環境の改善が必要じゃのう。

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